2001年11月18日(日) | 2010年11月21日(日)

日立中央研究所

東京都国分寺市東恋ヶ窪1-280

大池に映る紅葉

今日は野川源流・日立中央研究所の一般公開に行って来た。

研究所は野川の源となる湧水を育む武蔵野の森の中にあり、その広さは東京ドームの約5倍の広さがあるそうだ。「こんないいところで研究したら、何でも発明できちゃうわねぇ。」というどこかのおばあさんの感想に思わず笑ってしまったが、うん、確かにそうかもしれない。

紅葉

正門を入ってすぐ深い谷を渡る。返仁橋のはるか下を野川の源流が流れていて、まるで多摩川の上流のような景色だ。水量は豊富で水音が耳に心地よい。

構内数カ所の湧き水を集めて昭和33年(1958)に作られたという大池のまわりでは、紅葉の写真を撮る人やドングリを拾う子供たちが三々五々秋の日を楽しんでいる。七五三の帰りらしい着物のご婦人が紅葉の下に立つ姿には思わず見とれてしまった。

桜の季節にも庭園解放があるが、それに先駆けて十月桜が咲いていた。

(文:2001年11月18日、写真:2010年11月21日)

(庭園解放は、春秋の2日だけです。スケジュールについては日立製作所 中央研究所のホームページをご覧下さい。)

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