2003年10月25日(土)

小金井街道踏切

東京都小金井市本町5-1

小金井街道踏切

三鷹・小金井周辺のJR中央線の開かずの踏切は昔から有名だったが、それを解消するための高架化工事で、逆に状況が悪化してしまった。先月から始まった工事の影響で横断距離が伸び、渡りきれない人や車が続出して世間を騒がせている小金井街道踏切を見てきた。

待避所

土曜の昼間なのでダイヤに少し間隔があるとはいえ、車が数台渡るとすぐに警報機が鳴り出す状況は続いている。何人もの警備員が踏切の両側で人と車の整理に大わらわだ。

この踏切の横断距離は、工事前の17mから35.7mに倍増したそうだ。踏切の中央には渡りきれなかった人用の待避所が設けられている。

並行して設けられている歩道橋の上から様子を見ていたが、歩道橋を渡る人はほとんどいない。自転車、ベビーカーやお年寄りは下を行かざるを得ないようだ。警備員が下がる遮断機のバーを持ち上げて渡りきれない人を通す場面も毎回のように見られた。

早くこの緊張した状況が解消されることを願ってやまない。

※ 2007年7月1日に三鷹 - 国分寺間の下り線、2009年12月6日に同じく上り線が高架化され、踏切は廃止されました。