2003年7月6日(日)

次大夫堀公園民家園の七夕

東京都世田谷区喜多見5-27-14

七夕飾り

子供の頃の朝の楽しみ。

冬は水たまりに張った氷を割ること。砂利道にまかれた貝殻を踏みつぶすこと(なぜか朝餉、夕餉のあさりやしじみの殻を道に捨てる家が多かった)。

そして、夏の朝には里芋の葉にたまった朝露の宝石を転がして遊ぶこと。きらきら、ころころ、ぷよぷよ。たとえようもなく綺麗で不思議で、飽きることがなかった。

七夕には里芋の葉にたまった露を集めて墨をすり、この墨で短冊に願い事を書くと字がうまくなると教えられたが、もったいなくていつもそのまま大きな葉の上に残してきた。

だから今だに字はきたないままだ。

今年の七夕は残念ながら雨になった。雨が降ると織り姫と牽牛が会えなくなるという一方で、お盆の前の禊の意味で雨を喜ぶ地方もあるという。もっとも、天の川があるのは雲の上だから、ふたりは誰にも見られずにふたりだけの逢瀬を楽しめることを喜んでいるのかも知れない。

(記:7月7日)