2004年5月8日(土)

カナヘビのひなたぼっこ

東京都調布市国領町

かなへび

空が青いと外に出たくなる。別にスポーツをするわけでもないので、自転車に乗ってうろうろする程度なのだが、今日は訳ありで遠出が出来ない。鬱屈して庭を眺めていたらカナヘビが出てきた。

かなへび

彼も行く当てはないようで、あたりを警戒して物陰と日向の間を行きつ戻りつしている。

子供の頃は時々妖しく光るトカゲを見かけたが、最近は地味な土色のカナヘビばかりだ。調べてみるとトカゲがメタリックな装いを見せるのは子供の頃だけで、大人になると色気のない茶色になってしまうらしい。

そういえば、最近の恐竜図鑑は妙にカラフルだ。彩色された皮膚の化石というものは存在しないので想像で描かれているわけだが、メタリックブルーの蜥蜴(漢字で書くと妖しく艶かしい感じがする)やニシキヘビなどの模様を見れば、茶色一色に描かれていた昔の恐竜の方が物足りなく思えてくる。

(2021/7/11) コロナ禍で同じように鬱屈して庭を眺めていたら、とんでもなく尾の長いカナヘビが出てきました