2001年9月30日(日)

糟嶺神社/百万遍供養塔

東京都調布市入間町2-19 (糟嶺神社)
東京都調布市入間町2-31 (百万遍供養塔)

糟嶺神社

狛江市区間の野川を走っていると、下流に向かって左手の山の上に、どこからも目立つ松の木が一本飛び出して見える。その松を目指していくと糟嶺神社に行き当たる。

百万遍供養塔

件の松の木はクロマツで、樹齢は500年前後らしい。古くから土地の人達の信仰に守られてきたのだろう。

神社の乗っている山は古墳の跡だというが確かなことはわからない。隣り合った明照院も社殿は新しいが由緒のあるお寺の様だ。

ここから入間川を挟んで向かい側の坂を登ったところに百万遍供養塔がある。近在の人が、狛江の泉龍寺へ詣でる人々のために天明元年(1781)に建てたと言う。糟嶺神社からこの供養塔までの区間は細い道が雑木林の間を抜けていて、寂しい感じのところだ。

この道標を見てホッとしたであろう旅人の姿が思い浮かぶようだ。

寺町と文学の道 | 百万遍供養塔の説明板