オリンピック東京大会50km競歩折返記念碑
東京都府中市緑町1-14
調布市のマラソン折り返し地点から更に甲州街道を西へ進むと、府中駅の手前に50km競歩折返記念碑がある。
当時、学校で「競歩というのは両足を地面から離さないで早足で歩く競技」とまことしやかに言うやつがいて、みんなで一所懸命練習した憶えがある。しかし、これは難しい。正確には左右どちらかの足が着いていれば良いのだが、競歩はマイナーな競技でそんなことを知っている人は誰もいなかった。
お尻をフリフリ、手を振って、こけつまろびつ笑い興じている子供たちを、大人たちは微笑ましく見ていたことだろう。
昭和39年(1964)10月18日当日は沿道に応援に行ったのだが、選手の姿は記憶にない。雨だったことだけを思い出す。
金メダルはイタリアのパミッチ選手で、4時間11分12秒4の世界記録(当時)だった。