M2
東京都世田谷区砧2-4-27
隈研吾の手になるPostModernの怪作・M2が、3月3日に東京メモリードホールという葬祭場として再出発した。
1991年にEUNOS(マツダ)のショールームとして建てられたが、バブルがはじけて営業をやめていた。壊すには惜しい建物だったので、営業再開は喜ばしい。
ギリシャ神殿のようなモチーフが「バブルの遺跡」という言葉を想起させる。葬祭場として再起したのは、なんとも皮肉な取り合わせだ。
何度見てもインパクトのある姿をしている。建築関係の本やサイトで紹介される場合、良く言われることは少ないけれど、良くも悪くもあの時代を象徴する建築として語り継がれるに違いない。