訪韓してはじめての休みに釜山(プサン)へ遊びに行きました。光陽(カンヤン)から順天(スンチョン)の高速バスターミナルまで、ボス(bus)が満員で乗れなかったのでタクシーで行きます。満員のバスは、ドアが閉まらないままに走っていきました。
はじめて乗る韓国のタクシーは乗り合いで、見ず知らずの行き先もてんでな人と乗るのは新鮮な体験でした。その時乗り合わせた人とは片言の英語で話が盛り上がって、夜行バスの時間まで一緒にお酒を飲みました。「木が2つ集まると林になり3つで森になります。林と森が合わされば(5つで)森林です。」と言って、朝鮮半島の統一について話していたようでしたが、正確なところはわかりません。韓国では「5」を完全を意味する数字と考えているようでした。
「ウーッド(wood)」「スマァイル(smile)」とうっとりとした口調で話していたことが今も忘れられません。
釜山ではしばらく街をぶらついた後、郊外の梵魚寺(ポモサ)というお寺を見に行きました。日本とは違った極彩色の装飾にビックリ。さらに、軍服の兵隊さんが普通にお参りしていたのにさらにビックリ、で撮ったのがこの二枚の写真です。
往きは釜山からタクシーで行きましたが、帰りは門前からバスに乗って山を下り、電車に乗ってプサンへ戻りました。記憶の中ではモノレールだったような気がするのですが、今改めて調べてみると高架を走る地下鉄でした。新聞配達のような格好をした少年が、車両を渡り歩いて新聞を売っていたのが思い出されます。