アルプスの村グリンデルワルト(Grindelwald)の町中で見つけた気象観測所、日本風にいえば百葉箱でしょうか?
小窓の下半分に見えている小さな白いものが、ロール紙に記録していくタイプの計器で、たぶん温度計と気圧計だと思われます。上半分にはその記録紙が貼ってあって、これまでの変化の状況がわかるわけです。もう記憶がおぼろでわかりませんが、右側の窓の白い部分には、天気予報のようなものを書いた紙が貼ってあったかも知れません。
天気の変わりやすい山村ならではの施設ですが、多くの科学者を生んだドイツ系の文化圏ならではという感じもしますね。
風雪に耐えるがっしりとした造りで、台座には「1906」と彫られていました。