雨が降ろうと槍が降ろうと、せっかくスイスまで来てホテルに引き籠もっているわけにはいきません。登山鉄道に乗って、ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)を目指します。
霧の中をハイキングして登山鉄道の乗換駅(Kleine Scheidegg)に着きました。アルバムにはこんなコメントが付いていました。
Kleine Scheideggも霧の中。本当ならEiger北壁が大迫力で見えるのに。みんなレストランにはいりブスッと食事をしていた。突然連れ合いが言った。「きれいねー」あわてて外を見る人々。「…って言うんでしょうね。本当なら」
それにしてもアイガーの横っ腹にトンネルを掘ってアルプスの高峰に観光客を運ぼうと考えた先人の叡智というか蛮勇というか、実に畏れ入るばかりです。
ところで左の写真の、時計の読み方教材みたいなものは何でしょう。実はこれ登山電車の発車時刻のサインなんです。ちょっと面白くてパチリ。