武蔵野公園・早春
東京都府中市多磨町3-2
ICUのゴルフ場を受け継いだ芝生の多い野川公園に比べて、隣の武蔵野公園は都内の公園や街路に苗木を供給する苗圃を持ち、全体に樹木中心のつくりになっている。春の桜、秋の紅葉はもちろん、四季折々の花木をまんべんなく楽しむ事ができるのがうれしい。
春の足音が近づく園内では、ロウバイに続いて、他に先駆けて「先ず咲く」(まンずさく)がなまったという由来を持つマンサクが黄金色の花を咲かせている。
大きく広げた枝一杯に春の光を蒔いたように花をつけた様子は、もう一つの名前の由来とされる「豊年満作」を表してあまりある。この輝くばかりの姿は春を待ちわびる人々の希望となって、みんなを元気づける事だろう。
次に咲くサンシュユの蕾も準備が出来たようだ。