2005年7月30日(土)

小田急線多摩川橋梁

小田急線和泉多摩川−登戸間

東京側から

川崎側のサイクリングロードを下流から戻ってきて、登戸の橋に近づいたところでビックリした。往きには気付かなかったのだが、いつの間にか小田急線の橋が架け替えられ、古い方の橋は撤去が進んで登戸側の半分だけになってしまっていたのだ。

登戸側

土手の上1m位の高さで、くぐれそうでくぐれなかった橋は切断され、新しい橋は一段上に架かっている。ここは下流側から来ると、小田急線をくぐるためにV字に上り下りをして土手に戻った道が、数メートルも走らないうちにまた津久井道−世田谷通の多摩水道橋をくぐるために河原へ降りていくヘンな構造の道だったが、近いうちにまっすぐに橋をくぐる道が開通するかも知れない。

東京側にあった、おそらく多摩川流域で唯一の踏切はなくなり、上り下りなしに橋をくぐっていける。走りやすくはなったが、ちょっと変化が無くなって寂しい気もするのは贅沢かな。

付近の河原はバーベキューのメッカで、いつも大勢の人で賑わっている。歌い騒ぐ人々の喧騒を背にして半分になった橋を見ていたら、どこか別の世界に吸い込まれそうな、不思議な感じがした。