岡本公園民家園
東京都世田谷区岡本2-19-1
世田谷は今でも農家が多く、農地の広さは東京23区で練馬に次いで2番目だ。南部の岡本、鎌田あたりは、六郷用水(次大夫堀)に沿って今でも大きな農家と広い農地が広がっており、国分寺崖線の緑と併せて牧歌的な景色を楽しむことができる。
その六郷用水に沿ってある静嘉堂緑地は、かつて旧三菱財閥の岩崎家が所有していた庭園の跡だが、長いこと手入れがされていなかったために武蔵野の自然を良く残したという。その自然のままの雑木林を背にした岡本民家園の民家の縁側でおばあさんがふたり話し込んでいる。田舎に帰ったような気分になった。
庭先の三椏がきれいだった。