2003年7月19日(土)

大沢交番

東京都三鷹市野崎4-8-29

大沢交番

火事があると消防署の二階に待機していた消防隊員は、階段では遅いので鉄の柱を滑り降りて消火活動に駆けつける。

ヒンジ?

子供の頃消防署を見学した時に、そう言う説明を受けて公園にあるのと同じ様な鉄棒を見せてもらったことがあるが、今でも出動の仕方は同じだろうか。

東八道路の天文台北交差点に建つ大沢交番(警視庁三鷹警察署)の柱を見て、そんなことを思い出した。

もちろん、ここが消防署だとしてもこの柱に抱きついて滑り降りるはずはないし、中を通ることもあり得ない。何のためにある柱か不明だが、全体のデザインはドアの蝶つがい、あるいは錠前を横にしたようにも見える。「防犯」の具現化ということか。

ライトグリーンの壁面が、雨風と排気ガスに汚れてくすんでいるのが残念だ。