オリンピック東京大会 自転車競技碑
東京都八王子市長房町1369(陵南公園)
甲州街道・多摩御陵入口交差点の近くに置かれたオブジェは、地元・浅川中学校の生徒が東京オリンピックを記念して製作したもので、二人の子供が戯れているかのように見える楽しい作品だ。
昭和39年(1964)に開催された東京オリンピックの自転車競技(ロードレース)は、多摩御陵に近い陵南公園をスタート地点にして競われた。ツールドフランスなどで見るような色とりどりのユニフォーム姿が、多摩の山道を颯爽と駆け抜けていったのかと想像するとワクワクする。
陵南公園には優勝者の記録を刻んだ記念碑があるが、目立たないところにあって残念だ。
最終日に行われた個人ロードレース(194.832km)には36ヶ国132名が参加し、イタリアのツァニンが4時間39分51秒63の記録で優勝した。