砂岩の川床
東京都昭島市福島町3-25
多摩大橋の川下、「海から43Km」のサインの周囲は、砂岩の川床が露出していておもしろい風景を見せてくれる。同様の景色は川上のクジラ運動公園付近にもあるらしいが、そちらは見落としてしまった。
似たような景色は各地にあって、「洗濯岩」とか「龍串」などと言われているが、ここでは上流からクジラの化石が出たということからの連想で、水量の多いときはクジラかイルカの群が背中を出して泳いでいるようにも見えてしまう。
岩の上に立ってみると、ざわざわという瀬音に混じって、「こぽこぽ」というおもしろい音が聞こえる。変な形をして、所々に穴のあいている岩の間を水が通るときの音だ。
近くに築地の渡し跡がある。