2004年6月13日(日)

成城三丁目 こもれびの庭 市民緑地

東京都世田谷区成城3-6-20

こもれびの庭

成城三丁目のハケ上に、昔風の豪邸がある。失礼とは思いながらも固く閉ざされた門から中をのぞいてみるが、立派な車寄せのついた玄関が見えるだけで、全体が見えないところがお金持の家らしい。表札には明治の元勲と同じ名字が記されているが、関係があるのだろうか?

スペイン風邸宅

そのすぐ近くに、個人宅の庭を開放した市民緑地がある。立派なヒマラヤ杉の木に迎えられて年季のはいった門をくぐると、美容院にある雑誌で「成城セレブの私生活」の記事を読むような(美容院には行ったことがないが、そういうイメージがある)ドキドキ感があるが、お宅にはまだ人が住んでいるようで拝見できるのはお庭だけだ。

今年の三月にオープンしたばかりでまだ手入れが整っていない感じが、ふつうのうちっぽくてほっとする。スパニッシュ風の洋館もいい感じだ。

入口に犬をつなぐ所があった。中には犬を入れないで、とあるが決して嫌っているわけではなく、元の持主は犬好きだったのだろうと思わせるものを邸内で見ることができる。それが何かは、訪ねてのお楽しみ。

※ 冒頭に書いた山縣邸は2011年に解体され、跡地には老人ホームが建ちました。山縣有朋とは関係ないようです。