2005年7月2日(土)

小さな祠

東京都世田谷区祖師谷6-5

祠

世田谷区の面積は58.084Ku(平成17年6月1日現在)で、大田区に次いで東京23区中第二位、調布(21.53ku)、狛江(5.784ku)、府中(29.34ku)の3市の合計とほぼ同じだ。広い区内では、成城や上野毛の高級住宅街や烏山の寺町、点在する農地(練馬区に次いで東京23区中第二位(140.72ha、平成16年8月1日現在))などさまざまな異なった顔を見ることができる。

鳥居と祠

時には時間と方角を見失うような路地に迷い込むことも間々あったりする。祖師谷公園の東の住宅地の隙間にある空き地もそんな不思議空間の中の一つだ。

道の角に子供の背丈程の祠がふたつ、そしてその後ろの空き地には木の鳥居から延びる参道の先に同じように小さな祠。空き地を囲った柵に打ち付けられた板きれは、微かに神明社の字を浮かび上がらせて朽ちかけている。それ以上の説明はなく、中にはいることもできない。柵をくぐって侵入した子供も、なんだか元気がなく微妙な感じで遊んでいた。

ここから東にはいった、つりがね池公園と森に囲まれた成城学園哲士寮も雰囲気のあるところだ。

世田谷区教育委員会の説明板(釣鐘池)