城山公園
東京都稲城市向陽台4-6
府中の是政橋の南、川崎街道から向陽台へ上っていく城山通り沿いに不思議な公園がある。
戦国時代の大丸城址だという説もあるが、園内にはそれらしい説明は見あたらない。一の丸から九の丸と名付けられた各所には怪しげなオブジェがおかれていて、見ようによっては現代芸術の実験場のような感じもする。
山上にそびえ立つファインタワーの説明板に「昭和63年11月完成」とあるから、バブルの時代の味付けなのだろう。
テニスコートに隣接するプラザと呼ばれる広場は、壁打ちやひものついたボールでテニスの練習をする人で賑わっていた。
山を登っていくと雑木林の静かな散策が楽しめる。頂上のタワーには今日は上ることができなかったが、展望台の標高が127mと言うからさぞかし見晴らしの良いことだろう。