2005年10月30日(日)

女郎蜘蛛

東京都調布市国領町

女郎蜘蛛

朝、家グモがすーっと糸を引いておりてきたら、幸運の印だと子供の頃に教えられた。それとはちょっと違うが、何日か前から駅へ行く道の途中に女郎蜘蛛が巣を張っていて、毎朝それを見ながら通勤している。深夜のタクシー帰りが減ったのはそのせいだろうか。

「蜘蛛」なんて字を書いたのは久しぶりだ。「蜥蜴」や「蠍」も最近はトンとお目にかからない。江戸川乱歩や「ウルトラQ」「悪魔くん」などの怪奇ものが流行っていた頃は、こういう難しい字を見る機会が多かった。最近はこういう生き物より人間の方が怖い。

子供の頃住んでいた家の前の道にオニグモが巣を作っていた時期があった。夕立の降った日に遊びから帰ってくると、ビーズのような水滴が巣を飾り、私を迎える横断幕のようにキラキラと輝いて見えたのを思い出す。