2005年6月26日(日) | (2009年6月20日(土))

山あじさい

東京都日野市高幡733 (高幡不動尊)

額花

高幡城址といわれる高幡不動尊の裏山は、今の時期可憐な山あじさいで彩られる。手鞠花がずらりと陽の当る道に沿って咲く様も良いが、山道の木陰に入ってひんやりとした所で、静かに咲く山あじさいの額花に心安らぐ感じを味わうのもいい。

山あじさい

山あじさいはその名の通り山に咲くあじさいの原種で、一般的に小さめで額花が多いようだ。色も白や、薄紅、薄紫など淡いものが多いように感じた。

そのせいか、選んだ写真はなんだか淋しい感じになってしまった。現場で見たときには、多彩な花が集まってにぎやかに見えた気がしたのだけれど…。

羽衣の舞、紅てまり、みやまやえむらさき、などと風流な名前を拾いながら歩いていくと、いつの間にかずいぶんと高いところまで登ってきた。あじさい山の頂上は高幡城本丸址になっている。

2012年のあじさい