つつじヶ丘の桜
東京都調布市東つつじヶ丘1-7
京王線つつじヶ丘駅の新宿寄り、入間川に沿って昔から小さな空地がある。子供の頃、その横の人ひとりがやっと通れるぐらいの隙間道を抜けてキユーピーの坂登りに通ったところだが、そこにかわいらしい桜が咲いている。
桜の種類には詳しくないのだが、サトザクラの一種ではないかと思う。あるいは花桃か。淡紅色のソメイヨシノを見慣れた目には、しっかりと色づいた姿が印象的だ。2本の木が少し離れてそれぞれに自分を主張しているようだ。
横の道は細く、車はもちろん通れないが、ひとも足早には通れないので自然と桜を見ながらゆっくりと行くことになる。日だまりの緑もきれいだ。
右の写真ではわかりにくいかもしれないが、全体に花の色の濃淡がひなあられを盛りつけたようでおいしそうに見えませんか。
(参考)2004年の東京の桜開花宣言は、3月18日でした。