若宮八幡神社
東京都調布市下石原3-5-1
映画の碑から西へ、調布市郷土博物館の前を通ってハケの道をたどって行く。鶴川街道を過ぎて次に南北に交わる若宮八幡通に沿って、まるでお城の石垣に載るようにしてこんもりとした森がある。
約200年前に建てられたという若宮八幡宮だ。
境内は大きな木々に日を遮られて暗く涼しい。
社殿を丁寧に作られた彫り物が飾っていて、格式さえ感じさせるようだ。社殿の左右の衝立のような彫り物は、狛江市岩戸南の八幡神社でも見たことがある。調布に住んでいるから言うわけではないが、若宮八幡宮の方が出来が良いように思う。
道はやがて府中市に入って品川道に交差し、車返し団地を巻くように続いていく。車返の地名の由来となった本願寺はもうすぐだ。