2002年9月21日(土)

八重根港

東京都八丈島八丈町大賀郷

さるびあ丸

船旅には、ほかの乗り物にはない独特の風情がある。感傷と言っても良いかも知れない。島を去る時にその思いを強くする。

八重根港

むかし北海道を旅した時に、有名な礼文島・桃岩YHの見送り風景に出会ったことがある。稚内へ向けて発つ船に向かって、島に残るYH宿泊客が総出で歌い踊って見送る姿は感動的だった。そこまでは行かないけれど、八重根港でも途中立ち寄った御蔵島でも手を振って見送られると、それが自分に振られたものでなくとも振り返してちょっとセンチになる。

(右の写真中央でも、白いワイシャツ姿の港湾職員の方が手を振ってくれています)

帰りも荒天のため八重根港から船に乗った。埠頭のど真ん中に黒々とした溶岩の塊があるほかは、みやげ物屋も旅客ターミナルもない殺風景な風景が、曇り空の下でいっそうわびしく見えた。