武蔵野公園の桜
東京都府中市多磨町3-3/東京都小金井市東町5-2
まだまだ桜は続く。
ソメイヨシノに続く八重桜(サトザクラ)は、種類が多彩なので見ごたえがある。名札を見ながら武蔵野公園の桜を鑑賞して歩くと、その種類の多さに驚かされる。
東八道路側の入口近くには、嵐山(アラシヤマ)、墨染(スミゾメ)、園路に沿って駿河台匂(スルガダイニオイ)、楊貴妃(ヨウキヒ)、松月(ショウゲツ)。中程にある関山(カンザン)のトンネルが見事だ。バーベキュー広場には普賢象(フゲンゾウ)が大きく枝を広げている。マシュマロのようなイチヨウは銀杏ではなく一葉。
全体にボテッとした印象のあるサトザクラたちの中で、シャンプーのCMに登場するサラサラヘアーのような枝を爽やかに揺らしているのは八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)。
野川の対岸ではハナミズキが咲き始めている。その陰でかわいらしい思川(オモイガワ)がピンクの花を開いていた。
(参考)2007年の東京の桜開花宣言は、3月20日でした。