2007年6月3日(日)

東大寺の動物たち

奈良県奈良市雑司町406-1 (東大寺)

狛犬(?)

巨大な金剛力士像が有名な東大寺南大門の裏に、大仏殿の方を向いて建っている二匹の狛犬がいる。姿は中国獅子だが、一応、建久七年(1196)に造られた日本最古の石造狛犬ということになっているらしい。

蝶

狛犬はいるけれど、ここはお寺だから、神社でよく見かける龍や獅子、獏などの姿はどこにもない。

と思ったら、大仏殿の中で巨大な蝶を見つけた。大仏様の両側に飾られた蓮の花台にそれぞれ二匹ずつの蝶がとまって蜜を吸おうとしている。ちょっと口のグルグルが変だなぁ…と思ってよく見ると、なんと足が8本もあるではないか!?

外には鹿、中には中国獅子や巨大な蝶。奈良には、いつもの東京散歩では味わえない楽しい出会いがあった。