雨武主神社(鳥居場)
東京都あきる野市雨間980付近
東秋留橋から上流へ向って秋川の左岸を走っていくと、道が台地の端に沿って直角に曲ったところに立派な両部鳥居が建っていた。ちょうど神社の裏から入ったような感じで、道の先には大きな石の鳥居も建っている。「ん?」とふり返るが、肝心の神社がない。狐につままれたような思いで、先週はやり過ごしてしまった。
鳥居の額には「雨武主大明神」とある。調べてみると、鳥居をくぐってお参りすべき雨武主神社は秋川の対岸にある明神山に祀られているという。この神社は秋川の両岸にまたがる雨間集落の鎮守なのだが、ここは川の北側に住む人たちが川を渡らずにお参りするための遥拝所と言うことのようだ。
右の写真の左手の山が明神山で、写真の右枠外に鳥居場がある。川は深く山は高く、手前の鳥居場でお参りを済ませようという気持はよくわかる。
ちなみに、奥中央に見えているのは圏央道あきる野インターだ。
→ 雨武主神社