小平神明宮の狛犬
東京都小平市小川町1-2573
左の写真の狛犬(嘉永七年(1854)八月)は、大きくて丸まっこくて、第一印象は牛みたいだと思った。足もとに子どもを遊ばせているから、ふくよかな母性を表しているのかもしれない。
右の写真は本殿脇の西殿を護る狛犬(安政二年(1855)三月)。参道正面に置かれた先ほどの狛犬に比べると小さくて、幼稚園児っぽいいたずらそうな顔をしている。
お母さん、子どもと来て、お父さんはどこにいるだろうか。
実は、本殿に向って右側の東殿に顔つきも精悍な狛犬がいるのだが、三組の中で一番新しい(安政二年六月)にもかかわらず保存状態があまりよくない感じなので写真はパス。どこでも父親が一番かわいそう(?)と言うことかな。