2008年5月4日(日)

西新井大師のボタン

東京都足立区西新井1-15-1

不動堂の懸魚

足立区の西新井大師は川崎大師、佐野厄除大師と並んで関東三大師に数えられる有名どころだが、浅学にしてこの年まで足立区も西新井大師もどこにあるのか知らなかった。

牡丹と鯉のぼり

その西新井大師は奈良の長谷寺と並び、昔から「西の長谷、東の西新井」と呼ばれた牡丹の名所としても有名だという。フジもきれいだというので、ちょっと出かけてみた。

残念ながらボタンはもう最後で、わずかに数輪が残るばかり。参詣者は、境内最奥の第五牡丹園で咲始めたシャクヤクに集っていた。

大本堂が改修工事のため、傍らの不動堂に護摩祈願の人たちが集っている。ふとお堂の正面を見ると、懸魚や木鼻などほかの寺社なら龍や獅子で飾られている飾りがすべて牡丹になっていた。そこまでボタンを誇っているなら、是非とも花盛りの時期に再訪しなくては。

説明板 || フジの花 | 再訪(2012/4/28)