2009年1月10日(土)

多摩サイ

府中

東京の南部を横切る多摩川は、東京・川崎の自転車乗りにとっては聖地と言っても過言ではないでしょう。両岸の土手沿いにはサイクリングロードが整備され、これを総称して多摩川サイクリングロード(またはコース)、通称多摩サイとして親しまれています。マレーバクやインドゾウの仲間ではありません(調布市の府中用水合流点付近にはサイのオブジェがありますが…)。

川崎

河口から上流の羽村堰まで55km、1km毎にキロポストがあるのが便利です。道路・鉄道を横切る橋のところでは、立体交差になっているので信号待ちや車止めの煩わしさもありません。道はほぼ両岸全域についていますが、右岸(上流から下流に向かって右)は未舗装路や分断部分が多く、左岸を中心に走るのが快適です。ただし、狛江市・世田谷区区間は良い道がないので、多摩水道橋(登戸)−丸子橋間は右岸川崎側を行く方がいいでしょう。

最近の自転車ブームでツール・ド・フランスから抜けだしてきたようなロードレーサーが増えました。リカンベントや競技用車いす、ローラーブレードやローラースキーなども走っていて、それを見ているだけでも楽しいですが、一方で、ウォーキングや犬のお散歩の人達もたくさんいるので安全には十分気をつけましょう。

多摩のサイ | 多摩川サイクリング道路