2009年3月1日(日)

小石川後楽園

東京都文京区後楽1-6-6

梅林

梅を見る、といえば水戸の偕楽園。この季節だけ営業するJRの臨時駅があるぐらい、全国から観光客を集める観梅の名所として有名だ。そして、水戸と言えば黄門様。水戸光圀公は号を「梅里」と名のっていた。

大泉水

その光圀の趣味が随所に反映されているという旧水戸藩邸跡の庭園、小石川後楽園に行ってみた。さぞかし見事な梅園が見られることだろう。

…と思ったのだが、残念ながら花は盛りを過ぎて梅まつりも今日まで。雨も降ってきて残念な一日になってしまった。

花は少なくても、起伏のある園内の散策路は進むごとに景色が変わって飽きることがない。あいにくの天気でも、花や緑の少ない季節でも楽しめる作庭の技術には感心させられる。桜か菖蒲の季節に、また来てみたい。

東京都の説明板 | 円月橋