秋の陽公園
東京都練馬区光が丘2-5-2
練馬大根や東京一のキャベツの生産で、農業が盛んなイメージがある練馬区だが、さすがにもうお米をつくっている農家はいないそうだ。
昭和63年(1988)に開園した秋の陽公園内には、光が丘団地の開発で失われた田園風景を後世に伝えるため、練馬区内唯一の水田がつくられている。約500m2の田んぼでは、毎年、区内の小学生が稲作の農業体験を行っている。
水田には木道が架けられて、知らない人が見たら菖蒲田のような景色だ。レンゲ畑を期待して立ち寄ったのだが、ちょっと遅かった。最後の花の蜜を求めて、モンシロチョウがせわしなく飛び回っていた。