鉄道唱歌の碑
東京都港区新橋2-17-16
新橋駅前の有名なSL広場の反対側、烏森口のゆりかもめ側に、ピカピカの動輪に並んでミニSLを載せた鉄道唱歌の碑が建っている。
碑文には「♪汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり…」で始まる鉄道唱歌の、作者自筆の一番の歌詞が彫られている。
明治5年(1872)に新橋―横浜間で日本最初の鉄道が正式開通してから、大正3年(1914)に東京駅が開業するまで、新橋駅は北の玄関口上野駅と共に、東京の西の玄関口として多くの旅客たちを迎え、また送り出してきたのだ。
路線が移動したために、当時の新橋駅はその後貨物専用の汐留駅に引き継がれ、昭和61年(1986)に廃止された。現在、その跡地を再開発した汐留シオサイトに、「旧新橋停車場」が再現されている。