中央線多摩川橋梁
東京都日野市栄町1丁目地先
サイトを始めた頃は、何を見ても珍しかった。長いことやっている間に、多少のことでは感動しなくなった自分が寂しい。
昔は古い煉瓦造りの建物を見つけるとうれしかったなぁ、と思っていたら、JR中央線が多摩川を渡る橋の橋脚が煉瓦で出来ていることを思い出した。
二本ある橋の上り線側は明治22年(1889)開通以来から使用されているもので、その橋脚には今でも煉瓦の部分が残っている。あらためて見直してみると、いつの間にかにペンキが塗られて風情がなくなってしまったけれど、煉瓦は健在だ。
写真を撮っていたら、サイトを始めた頃にはまだ走っていなかったE233系が、頭上を颯爽と走り抜けていった。