2009年8月9日(日)

相模湖

神奈川県相模原市相模湖町与瀬317-1(相模湖公園)

相模湖大橋

大垂水峠を越えて相模湖までやってきた。JRの駅から近く、甲州街道の宿場町として賑わった面影も残っていて、目に見える景色ほどには山奥感のないところだ。

レガッタ

湖畔には土産物屋が並び、クジラの形をした遊覧船やスワンボートが湖面で遊ぶ観光地らしい景色の中で、湖に向かって大きな声援を送っている集団があった。沖の方に目をこらすと、艇身の長いボートがデッドヒートを繰り広げている。今日は、東医体医療系レガッタ(※)の決勝日なのだそうだ。

相模湖は、昭和39年(1964)に開かれた東京オリンピックのカヌー競技会場になったところで、それ以来、西の琵琶湖と並ぶボート競技のメッカとして数々の名勝負を生んできた歴史ある漕艇場だ。レガッタと言えばオックスフォード・ケンブリッジ戦(The Boat Race)のテムズ川や早慶レガッタの隅田川がイメージされるけれど、目の前にひろがる山と湖の景色はそれからずいぶんとかけ離れて見える。来る前に想像していた相模湖のイメージとも、また違う顔が見られた。

こういう発見があるから、ポタリングは楽しいのだ。

※ 東日本医科学生総合体育大会ボート部門東日本保健医療系学生レガッタ

甲州街道・小原宿本陣