2009年10月4日(日)

多摩川河口(東京側)

東京都大田区羽田空港2丁目地先

モノレール

東京側の多摩川河口を示す0kmポストは、河岸の堤防の上にポチッと打たれている。川上から続いてきた堤防は、しかし、なんのためらいもなく0kmポストの先、下流へと続いていく。下流?そう、まだ川は続いているような景色なのだ。

0kmポスト

対岸を見ると、多摩運河の河口が見えた。川崎側の0kmポストがあるところだ。あちら側は運河があるからわかりやすい。運河の対岸は海を埋立てた浮島だ。東京側もそれに揃えて、ここを河口と宣言したのだろう。

堤防の下では土地の人たちがアサリを捕っていた。なるほど、であればここはやっぱり海か。

ここから見ていると、モノレールが海から上がってきたように見える。実際には滑走路の邪魔にならないように地下に潜っているのだが、橋脚の上にレールを渡して空中を走るはずのモノレールが地下に潜るなんて、ちょっと不思議。

※ 羽田空港の再拡張・国際化に伴う再開発のため、緑地化工事中で見られなくなってしまいました

川崎側の 0kmポスト