2009年12月27日(日)

下山八幡神社

東京都青梅市梅郷6-1220

木鼻

吉野梅郷の中心部からちょっとはずれて親木の梅のある大聖院方面へ行く途中に、このあたりの鎮守社の下山八幡神社がある。運動場のような境内とそれほど古そうにも見えない拝殿の組合せが今までまったくアンテナにひっかかってこなかったのだけれど、今日はたまたま文化財の立札が目にはいったので休憩がてらに寄ってみた。

拝殿

青梅市の有形文化財に指定されている本殿は、覆い屋もなく朱に塗られた派手な姿で、予想に反してちょっとビックリ。白く彩色された木鼻の獅子と獏がエキゾチックで、このまま中華街に持っていってもおかしくないような雰囲気だ。

欄間にあしらわれた鳩の彫り物がかわいらしい。神社の境内に鳩がいるのは珍しくないが、彫り物になっているのは初めて見た。ここの御神体は木彫りの鳩だと言うから、それにちなんでいるのだろう。

吉野の見所は、梅ばかりではなかった。

青梅市教育委員会の説明板