鋸屋根の工場
東京都青梅市小曾木3-2030
岩蔵温泉郷から黒沢川に沿って小曽木街道を青梅市街方面に走っていく。黒沢川は両岸をコンクリートで固められて都心の川みたいだけれど、覗いてみると所々に岩が露出していて渓流の顔も見せている。
青梅六中の前まで来たところで昔ながらの鋸屋根の工場を見つけた。看板は真っ白に禿げていて、会社名も何を作っていたかもわからない。微かに「荒田工場」の文字が読めたのでほかにも工場があるのかも知れない。
先日、大田区矢口の多摩川べりで見た鋸屋根は現代風だったけれど、これは木造瓦葺きで産業遺産に残したいような雰囲気だ。いつになるかはわからないけれど、次に来る時も残っているかな。
※ Google Street Viewで確認すると、残念ながら2011年1月撮影の画像ではすでに空き地になっていました