2019年3月17日(日)

生 名 橋

愛媛県越智郡越智郡上島町生名 - 弓削佐島 間

ゆめしま海道の碑

生名橋をサイクリストたちが渡っていく右の写真。撮った時には気付かなかったのだが、実は、ほかでは考えられないことが二つある。

生名橋

ひとつは、車道にセンターラインが無いこと。小川の小橋ならいざ知らず、橋長515m、海を渡る大型橋にもかかわらず、有効幅員7.5m(車道5.0m+歩道2.5m)というミニサイズ(?)は珍しい。

もうひとつは、橋桁を支える主塔が道の正面に見えていること。一般的に自転車は道路端の歩道を走るので、このアングルでは写真が撮れない。生名橋にも、写真右手に写っているように自転車も通れる歩道が用意されているが、片側にしかないので、生名島から佐島への道を規則通り左側通行で走って行くと、写真のように車道を走ることになる。自動車に注意して、少し道の中ほどに寄れば、自分が主役になったような景色を見ることができる。

しまなみ海道はもちろん、ほかのどこの道でも味わうことのできないゆめしま海道ならではの醍醐味だ。

生名橋は平成23年(2011)2月6日に開通。25年(2014)には上島町の3島を結ぶ道が「ゆめしま海道」と命名された。生名島側にある生名橋記念公園には海道の名を記念した石碑が建っている。