イトザクラ
山梨県甲州市塩山中萩原352 慈雲寺
「イトザクラ」がしだれ桜の別名だとは知らなかった。しだれ桜の中でも、花が小さかったりまばらだったりして満開になってもボリュームの出ない、糸のような枝ばかりが目立つような姿の種類をイトザクラと呼ぶのかと思っていたが、そんな区別はないようだ。
「慈雲寺のイトザクラ」として知られるしだれ桜が満開になったと聞いて見に行ってきた。
観光パンフレットなどで紹介される満開の姿はふくよかだが、目の前の姿はわたしが「イトザクラ」という言葉から連想していたようなスカスカしたイメージ。それでも舞い踊る姫君のような優美な姿は十分に美しい。
慈雲寺は五千円札に肖像が使われている樋口一葉ゆかりのお寺でもある。そのせいか、まだ朝の9時前だというのに観光バスも来ていてそこそこにぎわっている。
一人で静かに桜を見たかった気もするけれど、みんなの楽しそうな気分のお相伴にあずかるのも悪くはないかな。
(参考)2019年の東京の桜開花宣言は、3月21日でした。