2019年8月25日(日)

神戸町第二公園

神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町140-4

Be

パブリックアートには無記名のものも多いので、街中でアートっぽいものを見つけると、それがアートなのかそうではないのか判断に迷う。時には、全く関係のないものがアートに見えて困ることもある。

ベンチ

名前があろうがなかろうが、作者が意図しようとするまいと、鑑賞者が見たまま感じたままで良いのだとは思うけれど、やっぱりその正体は知りたい。

パブリックアートが数多く展示されている横浜ビジネスパークに隣り合った児童公園には、黄色いハチの巣のようなジャングルジムが設置されている。その脇(左写真の奥)には頭に市松模様が描かれた円柱が、階段のように高さを変えて意味ありげに建っている。公園の中央にある舞台のようなスペースにも同じ柱が並んでいるが意味不明だ。右の写真に写っているステンレスのパイプを曲げたベンチのようなものもアートっぽい雰囲気だが、ほかの公園でも見たことがあったような気がするので違うだろう。

知らない人、あるいは知ったかぶりの人が、アートだと勘違いしたら面白いな。そんな設計者のいたずら心が見えるような気がする。正式な(?)アート作品のまわりでこういうゲリラ的なものを見つけるのも散歩の楽しみだ。

直島で見た「…のようなもの」