2019年9月12日(木)

西田幾太郎博士記念歌碑

神奈川県鎌倉市稲村ガ崎3-15地先

記念歌碑

七里ヶ浜から稲村ヶ崎に向かう途中、海側の歩道に何とも言いようのない不思議な形をしたオブジェが見えた。並んで説明板が立っているので、何かいわれのあるものらしい。

そこには「西田幾太郎博士記念歌碑」と書かれていた。

西田幾太郎は日本を代表する哲学者だ。わたしはその方面に疎いのでその業績はわからないが、京都の銀閣寺と熊野若王子神社を結ぶ疏水沿いの散策路「哲学の道」の名が、彼に由来すると聞いたことがある。西田をはじめ多くの学者や文人が好んで散策し、思索をめぐらせたことにあやかって名付けられたという。

実は今日の今日まで、浅学のわたしは彼のことを「いくたろう」だと思っていた。正しくは「きたろう」。まさか妖怪の友達と読みが同じ名前だとは、思ってもみなかったのだ。

海坊主のように見えるこの歌碑のデザイン、まさかゲゲゲの鬼太郎が関係しているってことは、…無いよね。

※ 2022年に稲村ケ崎公園に移設されました

鎌倉市の説明板 | 西田幾多郎博士記念歌碑再設置プロジェクト