音戸の瀬戸
広島県呉市警固屋8-7-13 - 音戸町引地1-5 (音戸渡船)
春にしまなみ海道を走ったときは、三原から高速船で因島に渡り、向島から渡船で尾道に帰ってきた。ゆめしま海道の弓削島、生名島にも因島からの渡船で往復した。船に乗ることで、日常から切り離された別世界へ行くような気持ちになり、旅が一層楽しくなる。
呉から能美島・江田島をめぐるかきしま街道の入口、倉橋島には日本一短い渡船に乗って渡る。わずか2分の船旅だ。
平清盛が開削を指示し、沈む太陽を扇で呼び寄せて工事を完成させた、と伝わる音戸の瀬戸には昭和36年(1961)に完成した音戸大橋と、平成25年(2013)完成の第二音戸大橋の二つの橋が架かるが、音戸大橋は車道が狭く第二の方は遠回りになるので渡船がおススメ、と言うか渡船に乗るべきだ。その方が絶対に楽しい。
料金は中国旅客船協会が発行する「せとうちサイクルクルーズPASS」をつかうと、自転車150円が120円に割引になる。渡船の料金は50円刻みなので、お釣りは50円と思って用意している船頭さんを困らせないよう、10円玉を用意して行くのをお忘れなく。
(説明板): 音戸渡船 | 伝清盛塚 || 波多見の八幡山神社に奉納されている架橋前の音戸の瀬戸の絵馬