2019年9月20日(金)

早瀬大橋

広島県呉市音戸町早瀬(倉橋島) - 江田島市大柿町大君(能美江田島)

早瀬瀬戸

見上げる遥か上に橋桁がある。早瀬大橋の架かる早瀬瀬戸は、安芸灘と呉港を結ぶ重要な航路として多くの船が通過することから、36.0mの桁下高さが確保されている。しまなみ海道の多々羅大橋・生口橋の26.0mよりはるかに高い。

早瀬大橋

アプローチの勾配標識の表記は「Avg.6% 0.7q」。多々羅大橋の「Avg.3% 1.2km」よりきつい。

橋が完成(供用開始)した昭和48年(1973)には、たぶんまだサイクリングで瀬戸内の島々を回る人は少なかった(いなかった?)のだろう。自転車のことまで気が回らなかったと思われる。

ここまで比較的平坦な道を走ってきたので、まずは最初の試練と思って登っていく。しまなみ海道を彩る斜張橋のような美しさはないけれど、時代を感じさせるトラス橋の武骨なフォルムは好感が持てる。高い橋桁からの眺めもいい。

ちなみに、橋の塗装色にはレタスグリーンというかわいらしい名前がついていた。