大三島橋
愛媛県今治市上浦町瀬戸(大三島) 〜 伯方町伊方(伯方島)
大三島から伯方島に渡る大三島橋は、しまなみ海道はもちろん瀬戸大橋なども含めた本州四国連絡橋の中で一番最初に架けられた橋で、昭和54年(1979)に開通した。素人考えでは、トンネルのように本州と四国の両側から順次橋を架けて行って真中で結合、みたいなことを思っていたので意外だ。
本四連絡橋の海峡部に架けられた橋としては唯一のアーチ橋で、頭上に覆いかぶさるように見えるダイナミックなアーチの下を走る景色が新鮮だ。
走っている時には気付かなかったのだが、改めて写真を見てみると、自転車道と車道の境がほぼ橋の中央にある。将来的には自動車用の上り車線になる計画があるようなのだが、今は歩行者、自転車のほか、125t以下の原付バイクも一緒に走る道になっている。ほかの橋に比べて広々とした道が気持ちがいい。欄干寄りの、歩道になる予定の部分には入れないので、橋からの景色を楽しむには制限があるが、その分走ることに集中できるのが良いところだ。
しまなみ海道にはたくさんの橋が架かっているが、それぞれの橋にそれぞれ違った楽しみ方があるところがおもしろい。