カラーマンホール
カラーマンホール(デザインマンホール)が流行っているようです。
以前は市町村のシンボル(花や鳥など)や観光名所をデザインしたいわゆるご当地マンホールが主流でしたが、いまでは地域に縁のアニメキャラなどを描いたり、ラグビーワールドカップなどのイベントに連携して制作されたり、色々なパターンが増えました。
元々あったマンホールの蓋に着色した「カラーマンホール」と、最初からカラーで製作された「デザインマンホール」があります。最近は印刷したプレートをねじ止めする形のものが増え、細かい絵柄が表現できるようになったことが喜ばしい半面、期間限定的な要素もありそうで心配です。
2016年からは「マンホールカード」も配られるようになりました。マンホールの実物はもちろん、マンホールカードも現地に行かないと手に入れることができないので、それを目当てに各地を訪れるマンホールツーリズムという言葉も生まれました。
そのためにわざわざ旅をすることはないと思いますが、散歩ネタに困ったときに、スタンプラリー的に近辺のカラーマンホールを見て回るのはイイですね。
言うまでもなく、「マンホール」とは下水道管理のために作業員(マン)が入る穴(ホール)のことで、ここで話題にしているのはマンホールの「蓋(ふた)」。流行っているのはその蓋を見に行くことで、蓋そのものを集めるわけではありません。でもそんなことをわざわざ言わなくても通じるぐらい、マンホール集めは一般的になってきましたね。
※ 本館では特に必要がない限り「マンホールの蓋」を「マンホール」と省略して記しています