府中四谷橋
東京都府中市四谷5丁目 - 日野市落川
多摩サイを走っていれば、たくさんの橋に出会うのは当たり前のこと。特に注意を払うことはなかったけれど、去年(2019)しまなみ海道とその周辺を走った時にたくさんの橋を渡ってから、それが気になるようになった。
府中四谷橋は、2本の塔からケーブルを張ったイメージが「二羽の白鳥が羽ばたいている」ようだと評される優美な姿が特徴の斜張橋だ。
広島の宇品橋を見た時、対抗する道路の真ん中、中央分離帯にあたる部分にアーチが掛かっている姿に違和感を覚えたのだけれど、よくよく見るとこの府中四谷橋も一面吊りという形式で中央分離帯部分にケーブルが張られている。渡る機会が少なくて気がつかなかっただけで、それほど珍しいものではないようだ。
以前海芝浦駅から見た鶴見つばさ橋もこのスタイルで、一面吊りの斜張橋では世界一の長さを誇っているそうだ。