2020年8月21日(金)

タイル絵の鉄腕アトム

東京都渋谷区神南1-11付近 JR上渋谷架道橋入口

ドット絵

渋谷にアトムが飛んでいる。

ガード下のアトムと言えば、高田馬場駅のガード下に手塚プロダクション公認の見事な壁画があるが、このアトムは無許可の落書きっぽい。落書きではあるけれど、きれいに描かれているので消されずに残っているようだ。

ガード下

よく見ると、モザイクタイルを貼り合わせて描かれている。その結果、線がカクカクとした、まだ描画能力が低かったころの解像度の低いドット絵で描かれたゲームキャラクターのような味わいになっている。

作者はフランスのInvaderという覆面アーティストで、世界各地の街角にモザイクタイルのキャラクター達を忍び込ませる"Space Invaders"というプロジェクトを展開している。これは2014年に制作されたもので、公園通りの山手教会付近にも作品を残していったようなのだが、こちらはすでに撤去されていた。

あくまでも落書きなので、このアトムが残っているのはかなり特殊な例ということになる。手塚プロダクションのHPに関連記事が載っていたので黙認ということなのだろう。

そう言えば、昔、野川の新井橋にインベーダーのタイル絵があったけれど、あれも関係あるのかなぁ?

手塚キャラの壁画 | 新井橋(野川)のインベーダー

InvaderのHP | 手塚プロダクションのHPの紹介記事