2021年3月10日(水)

ピ ノ コ

東京都東久留米市中央町2-1-40先 さいわい通り交差点角(マンホール) / 本町1-4 東久留米駅西口前(銅像)

ピノコ

ピノコがカワイイ。

リアルタイムに原作を読んでいた頃は、白黒の劇画調だったこともあって意識したことはなかったけれど、こうしてアニメ顔になってピンクの背景にデザインされてみるとがらりと印象が変わって見えるものだ。

ピノコ像

アッチョンブリケ。

舌足らずな幼児語をしゃべりながら、大人びた乙女の心も持ったレレイ(Lady)で、自称ブラック・ジャックの「奥たん(奥さん)」。手塚作品には珍しい「かわいい少女キャラ」だ。

ほかの作品では、リボンの騎士の「サファイア」や三つ目がとおるの「和登さん」など、男勝りで活発なイメージが思い浮かぶ。ピノコも時には乱暴でガサツな面を見せる事もあるけれど、まだ物心つかない子供の手加減できないやんちゃと思えばそれもかわいい。

でも、ほかの強い少女キャラを意識して、いつまでもかわいいままじゃいられないと思ったのかもしれない。東久留米の駅前に建ったピノコ像は、腰に手を当てて毅然とした態度でブラック・ジャックに寄り添っている。

「わたちもせんせいといっちょに、コヨナをやっちけゆにょよのさ」と言っているのかな。

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