2021年6月26日(土)

銀河鉄道999

(マンホール)東京都練馬区東大泉1-27-25 大泉妙延寺前交差点角

アムロ

鉄郎(星野鉄郎)は影が薄い。

「銀河鉄道999」の主人公でありながら、メインビジュアルはほとんどメーテルが独占している。他のアニメ作品へのゲスト出演やCMの起用もほとんどがメーテル単独で、大泉学園駅前の商店街も、彼女をフューチャーして「大泉ゆめーてる商店街」を名乗っている。

マンホール

わたしも、いま改めて思い出してみるまで、鉄郎と「男おいどん」の主人公・大山昇太(※)を混同していたほどだ。

999でメーテルの次に思い浮かぶのは、ゴダイゴが歌った映画版の主題歌だ。彼らはTVドラマ「西遊記」のエンディング曲「ガンダーラ」も歌っている。銀河鉄道とシルクロード。未知の世界へ続くはるかな旅のイメージにロマンを感じる。

西遊記には、後に若くして白血病に斃れた夏目雅子が三蔵法師役で出演していた。愁いを帯びた表情の謎の美女メーテルに薄幸の美女夏目雅子のイメージが重なる。そんなあれこれが思い浮かんで、思いはどんどん鉄郎から離れていく。

大泉アニメゲートでメーテルの横に座った鉄郎が、なんだかしょんぼりしているように見えるのは、わたしだけかな?

※ 松本零士の初期のヒット作(1971〜1973)。主人公の名前は「おおやま のぼった」。さるまたけ(キノコ)が生える貧乏下宿に住んでいる。

大泉アニメゲートのキャラクター像 | 大泉ゆめーてる商店街